【産婦人科医コラム】LiLuLa監修にあたって2018.06.27
現在健康に関する情報は満ちあふれているが、そのためかえって不安や混乱を招いているといえます。
この理由としては必ずしも一般の方々が読まれることを意識して記述されていない、特定の専門領域にかたよった情報発信となっている、あるいは病気が列記されているだけで、自然な生理現象と病気との区別がわかりにくいといったことなどがあげられます。
今回さまざまな情報源の中で皆様方が手軽に利用できるアプリを通じて、女性のヘルスケアに役立つ情報を提供いたしたいと考えました。
男性と比べ女性には生理に関するいろいろな悩みがありますが、どこまでが正常な現象なのか、どうなったら病気が疑われ受診の必要があるかがわからないことがよくあります。
そのため不必要な受診をされたり、逆にもう少し早めに受診された方がよい場合もあります。
とくに働く女性が増加している現在受診のタイミングが遅れ、そのことでつらい思いをしながら仕事を続けておられる方、あるいは治療が遅れたために手術が必要となる、あるいは子どもができにくくなるといった方も時々見受けられます。
このアプリはまず女性のからだのしくみをわかりやすく説明し、その知識に基づいて病気を正しく理解し、受診すべきか否かの判断を自ら適切にくだすことを手助けいたすことをめざしています。
このアプリの内容はよく吟味され、学会などの見解に沿った科学的で客観性のあるものといたしました。
さらにこのアプリを特徴づけるものとして、基礎体温を記録でき、それによってある程度自分の健康状態を把握できるようになっています。
このアプリを通じて各々の女性が自発的に正しく自分の健康管理をしていただく能力を高めていただき、皆様方の健康が維持され、安心して過ごすことができますことを願っています。
武谷雄二
医療法人社団 レニア会 アルテミス ウイメンズ ホスピタル
女性へのメッセージ
このアプリはまず女性のからだのしくみをわかりやすく説明し、その知識に基づいて病気を正しく理解し、受診すべきか否かの判断を自ら適切にくだすことを手助けいたすことをめざしています。このアプリの内容はよく吟味され、学会などの見解に沿った科学的で客観性のあるものといたしました。さらにこのアプリを特徴づけるものとして、基礎体温を記録でき、それによってある程度自分の健康状態を把握できるようになっています。このアプリを通じて各々の女性が自発的に正しく自分の健康管理をしていただく能力を高めていただき、皆様方の健康が維持され、安心して過ごすことができますことを願っています。