「不妊治療」の内容3段階の不妊治療ステップアップ
不妊治療は一般的に3段階のステップで行いますので、ひとつの方法で妊娠に至らなくても別の方法を試すことができます。
ただし不妊の原因によっては、2段階目あるいは3段階目から始める場合もあります。
ここでは主な不妊治療の3段階のステップを紹介します
STEP 01
不妊治療の最初のステップは、「タイミング療法(タイミング法)」です。これは不妊治療の基本となるもので、生理周期でもっとも妊娠しやすい排卵日を予測した上で性交し、自然妊娠を目指します。
STEP 02
2段階目のステップは、「人工授精」です。精子の数が少ない、精子の動きがよくない、勃起不全(ED)といった男性側の原因の場合や、女性の頸管粘液の状態がよくない場合に行われます。
STEP 03
そして3段階目のステップは、「生殖補助医療」と呼ばれるものです。精子の数が極端に少ない、精子の動きがよくない、精子の輸送が極端に悪い場合や、卵管に何らかの問題があるときなどに行われます。
なお、加齢に伴う卵巣機能低下を考慮して、早めのステップアップを検討する場合もあります。
POINT
- 不妊治療には、「タイミング療法」、「人工授精」、「生殖補助医療」と3つのステップがあり、ひとつの方法で妊娠に至らなくても、別の方法を試すことができます。
- 2段階目あるいは3段階目から始める必要がある場合もあります。