「不妊治療」の内容第2のステップ「人工授精」
タイミング療法で妊娠に至らない、もしくはタイミング療法をスキップした場合、次のステップとして「人工授精」が行われます。
人工授精とは、感染症の有無を調べた精液から運動良好精子を洗浄・濃縮して、人工的に子宮の中に注入する方法で、精子注入後のプロセスは自然妊娠とほぼ同じです。
タイミング療法と同様に、排卵日を予測し、それにあわせて採取した精子の中から元気な精子を選び、細い管で子宮内に注入します。
通常、5~6回の人工授精を行っても妊娠しなければ、次のステップである生殖補助医療に移りますが、高年齢や卵巣機能が低下している場合は、4回以下でステップアップを検討する場合もあります。
POINT
- 人工授精とは、感染症の有無を調べた精液から運動良好精子を洗浄・濃縮して、人工的に子宮の中に注入する方法で、精子注入後のプロセスは自然妊娠とほぼ同じです。
- 通常、5~6回の人工授精を行っても妊娠しなければ、次のステップである生殖補助医療に移りますが、4回以下でステップアップを検討する場合もあります。