流産や死産を繰り返す「不育症」とは「着床障害」とは
赤ちゃんを望んでから1年が経っても妊娠の兆しがないことを「不妊症」、体外受精によって3回以上胚移植が成功したにもかかわらず、妊娠に至らない、もしくは受精しても着床が続かない場合を「着床障害」といいます。
着床障害の主な原因は、子宮環境が整っていないことにあります。
通常、子宮は排卵後に子宮内膜の厚みが増し、受精卵を受け入れやすくなるような状態に整っていきます。
しかし、ホルモンバランスの乱れや、子宮の病気などによって着床しやすい環境をつくることができないと、着床しなかったり、着床してもその状態が長続きせずに流産してしまうことがあります。
POINT
- 体外受精によって3回以上胚移植が成功したにもかかわらず、妊娠に至らない、もしくは受精しても着床が続かない場合を「着床障害」といいます。
- 着床障害の主な原因は、ホルモンバランスの乱れや、子宮の病気などによって子宮環境が整っていないことです。