「がん」の危険を見過ごしている日本女性「婦人科検診」で人生を守ろう
女性が発症しやすいがんの1位は乳がんで、2位大腸がん、3位胃がん、4位肺がん、5位子宮がんと続きます。(国立がん研究センターがん情報サービス 2013年部位別がん罹患率データより)
部位別がん発症率(女性/全年齢)
出典:2013年地域がん登録全国推計によるがん罹患データ(国立がん研究センターがん対策情報センター)
これらのうち、乳がん、子宮がんについては、男性と同じ内容の健康診断では検査すら行われません。
しかし乳がん、子宮がんともに年々発症率が増加傾向にあり、特に、乳がんは死亡率も増加傾向にあるのです。
部位別がん年齢調整罹患率(女性/全年齢)
出典:2012年高精度地域がん登録のがん罹患データ(国立がん研究センターがん情報サービス「がん登録・統計」)※登録精度の変化の影響を受けにくくするために、長期的に登録精度が高く安定している山形・福井・長崎の3県の地域がん登録データを用いています。
部位別がん年齢調整死亡率(女性/全年齢)
出典:2016年人口動態統計によるがん死亡データ(国立がん研究センターがん情報サービス「がん登録・統計」)
その原因として挙げられているのが、婦人科検診の受診率の低さです。
がんは早期に発見すればするほど、治る可能性の高い疾患です。
定期的に婦人科検診を受けることでがんから身を守りましょう。
自分の体は自分で守る、そんな意識があれば、毎日がもっと楽しくいきいきとしたものになることでしょう。
POINT
- 女性が発症しやすいがんの1位は乳がんです。
- 「婦人科検診」を受けることで通常の健康診断ではチェックできない乳がん、子宮がんなどから身を守ることができます。