更年期障害の治療についてHRTはどれぐらいの期間行うと効果的?
更年期の代表的な症状である“のぼせ”や“ほてり”がどれ位続くのかについては、個人差があります。
ある調査では、平均7.4年間続くという調査結果も得られています。
HRTはこのような更年期障害の症状が改善されるまで継続するとよいでしょう。
症状が改善されたらいったんHRTを止めて、症状が再びあらわれるかどうか、確認してみることもできます。
また、年齢を重ねることで、体がエストロゲンの少ない状態に慣れてきて症状が落ち着くこともあります。
医師と相談しながら薬の量を減らしたり、治療を止めたりすることも可能です。
場合によっては、骨粗鬆症の予防のために、長期間使用することもありますが、長期間続ける場合は、定期的な検診が重要となります。
POINT
- HRTは、自分の症状に応じて、医師と相談しながら自分で続ける期間を決めることができます。