更年期を快適に過ごす日常生活のヒント心がけたい生活習慣の見直し
更年期障害の症状を和らげるには、生活習慣の見直しが有効であるといわれています。
日常生活での工夫
食生活の見直し
年齢とともに落ちてくる基礎代謝。基礎代謝とは、安静にしていても代謝されるエネルギーのことです。
この基礎代謝が落ちていることに気づかずに若い頃と同じ量の食事を摂っていると、徐々に体重が増加していきます。
更年期はエストロゲンの低下により生活習慣病になるリスクが高まる時期、これに極端な体重増加が加わると、リスクは更に高まります。
バランスの良い食事を摂り、適正な体重を維持するよう心がけましょう。
適度な運動習慣を
更年期にみられる不調の緩和には、ウォーキングなどの有酸素運動も効果的であるといわれています。
また、副交感神経を優位にするヨガやストレッチといった軽い運動もおすすめです。
適度に体を動かすことで気分転換にもなり、ストレスの軽減につながります。
上質な睡眠を習慣に
更年期を迎えると、寝つけない、眠りが浅いといった睡眠にまつわる悩みも増えます。
- 朝起きたら太陽の光を浴びて体内時計をリセットする
- 朝食をきちんと取る
- 睡眠前にぬるめのお風呂につかる
- 寝具や寝室環境を見直す
といった工夫の他、睡眠薬を処方してもらうのもよいでしょう。
更年期を工夫して過ごしましょう
「更年期だからつらいのは仕方がない」とあきらめず、「これを機に」と前向きに生活を見直してみましょう。
更年期を健やかに過ごせる工夫はたくさんあります。工夫次第であなたの更年期は違ったものになるかもしれません。
また、HRTもひとつの手段ですので検討してみるのもよいでしょう。
POINT
- 更年期でも健やかに過ごせる工夫はたくさんあります。あきらめずに・・・。